古川祭 ~静と動を併せ持つ祭~
毎年4月19日、20日に岐阜県飛騨市古川町にある気多若宮神社の
例祭として行われます『古川祭』は、国の重要無形民俗文化財に指定され
日本三大裸祭りの一つに数えられている伝統あるお祭です。
4月19日深夜、祭の開始を告げる目覚ましのために太鼓を打ち鳴らした
のが始まりといわれる「起し太鼓」行事が始まります。
長さ8m、幅3m、高さ3mもの櫓の上に据えられた葵模様の大太鼓に
背中合わせに跨った2名の上打ちと横で構える2名の横打ちが大太鼓を
打ち鳴らし、千個余りの「丸子提灯」が先導する中を、百数十名の担い手に
かつがれた櫓は十数名の前衛と百名近い後衛に守られるように町中を進んでいきます。
その大太鼓の櫓をめがけ、「付け太鼓」と呼ばれる長さ3mほどの丸太中央
に据えられた小太鼓を担いだ30名ほどの若者が、町の辻々で飛び出して
きては一番の名誉とされる櫓に最も近い位置につけようと争います。
「付け太鼓」同士も激しい先頭争いをしながら櫓にすごい勢いで突っ込んで
いくのを、櫓の後衛が立ちはだかり、激しくもみ合い、ぶつかりあう、まさに
勇壮なけんか裸祭りです。
翌日の20日は「起し太鼓」と一転、厳かに豪華絢爛な9台の屋台による
「屋台巡行」が行われます。
古川の屋台は、江戸から伝わってきた屋台に京のからくり人形などの技術
が融合し、そこに飛騨の匠の技がさらに加わり作り上げられてきました。
この9台の屋台が町中を曳き揃えられ、また屋台ではからくり人形の実演や
子供歌舞伎も行われます。
今年はちょうど土日になりますので、人出も相当多くなりそうですが、
普段なかなか休みの都合で見に行けなかった方にはチャンス到来ですね♪
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